DMM6500型6.5桁グラフィカル・サンプリング・マルチメータ

幅広い測定機能

デジタイズ、キャパシタンス／温度測定など、15種類の測定機能を備えています。 低消費電力デバイスの低電流／低抵抗も測定できます。 内蔵されたデジタイザでトランジェント信号の取込みにも対応できます。 2つの測定値を同時に表示できるため、テスト時間が大幅に短縮されます。 DMM6500型が1台あれば、追加の計測器は不要です。

データをストリーミングしログ化することで、クラウドベースのデータ可視化を安全に実現

DMM6500型からデータをストリーミングし、リアルタイムのIoTダッシュボードを作成し、どこからでもアクセス可能にすることで、データの可視化を実現できます。

特長

• PCを使用しなくても、リアルタイムでどこからでもDMM6500型から直接データ・ストリームの監視や記録が可能
• 測定しきい値やその他の数学的なルールに基づいたトリガを使用することで、電子メールやテキストによるアラートの受信が可能
• インストール不要で、どこからでもアクセスし、現在および過去のデータの可視化、アーカイブ、共有、変換、分析が可能。
• ダッシュボードの作成による標準化および再現性や可読性の向上
• 複数テスト全体のデータセットのオーバーレイ、時間相関、比較

製造テストの時間短縮とコスト削減を実現

特長

• 0.0005PLC、または60Hz（50Hz）電源では8.3μs（10μs）
• インテリジェントなコマンド／コントロール機能を機器本体で使用することで、PCとのやり取りが減少し、テスト時間を大幅に短縮

アップグレードしても新しいコードの作成が不要

ケースレーや競合DMM用のコード・エミュレーション機能を使うことで、簡単にコードを変換でき、素早くアップグレードできます。

複雑な波形やトランジェント信号の取込み／解析にも対応

DMM6500型はディスプレイに測定値を表示するだけではなく、 内蔵デジタイザで取り込んだ波形のプロットも表示できます。 タッチスクリーンのピンチ／ズーム機能を使用して、波形を拡大することで、より詳細な解析が可能になります。 さらに、カーソルや統計機能も備えており、信号の特性を詳細に評価できます。 波形やトランジェント信号をキャプチャするには：

• 1MS/s、16ビット・デジタイザ
• ピンチ／ズーム機能による信号の操作
• 水平、垂直カーソルで定義されたセグメントに対して、信号の平均、最大値、最小値、標準偏差などの統計

優れた感度と確度により、ケーブル／コネクタの抵抗も測定可能

低抵抗の測定では、熱起電力やテスト・リードの抵抗による誤差を抑える必要があるため、高度な測定技法が要求されます。 DMM6500型は、以下のような優れた機能を備えています。

• 高感度（1μΩ）測定
• 4線式抵抗測定機能の使用により、テスト・リードに起因する測定誤差を解消
• オフセット補正による接触熱による誤差の解消